【観戦記】第67回全国高校軟式野球大会

【観戦記】

24日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場と同県姫路市のウインク球場で開幕しました。
コロナ対策として、開会式は行わず両球場で第一試合の出場チームによる開始式の実施となりました。
大会は、7年ぶり9回目出場の倉敷工等全国から代表16校が参加。
6日間の日程で頂点を争います。倉敷工の初戦は、明石トーカロ球場で東京代表早大学院高校。選手宣誓は、同校主将。自分たちの学年が入学当初から、コロナ渦で思うような部活動や生活ができなかった苦悩や葛藤に触れ、「苦境を乗り越えて来た16校だからこそ、持ち合わせた団結力で出場できたことを誇りに思えるような大会に作り上げる。」と力強く宣誓しました。

3台の応援バスは、6時30分に倉工を出発。応援バスは、安藤正道校長。
岡山工業高校弓道部を全国制覇に導いた仲西寿夫副校長も同乗し、明石トーカロ球場を目指しました。
三塁側スタンドに陣取った倉工応援団。
試合開始に先立ち、両校の校歌が明石トーカロ球場に流れました。
「水島灘の沖ゆく白帆も」いつ聞いても、どこで聞いても(いいなあ)と思うのは、私だけでしょうか。
倉工伝統の応援団部の鉢巻きをして指揮する齋藤君(M2A)。いつも応援に駆け付けてくれる黒住晃監督が率いるラグビー部。また、3年生硬式野球部も応援に加わり、村木君らは「硬式野球部の分まで、最後まで頑張ってもらいたい。倉工魂でファイト。」とエール。さらには、数多くの難関国家試験を突破、吹奏楽部でも頑張る若林さん(テキスタイル工学科)も応援に。また、おいまつ会関西部会からも多くの方々が来てくださいました。

【評】

倉敷工  010 100 200 4
早大学院 000 000 000  0

倉敷工が、効果的に加点し完勝した。
倉敷工は、二回死球と安打などで2死一三塁とし、矢部が先制右適時打を打ち、1点を先行。
四回は、矢部の押し出し四球で加点。
七回は、2死から二三塁と好機を広げ、横張の中前適時打に敵失も絡み、2点を加え突き放した。
エース中野は、9奪三振6安打完封。二回2死満塁のピンチを切り抜ける等要所を締めた。
昨年夏は、東中国大会決勝で惜敗。この舞台への思いは、どこよりも強い。「常に全国を意識して来た。この一勝は大きな前進。」と中田主将。22年ぶりの4強。そして、悲願の日本一へのおおきな弾みをつけたと言えよう。

(山陽新聞毎日新聞を参考にしました。)

開始式の様子。手前が、倉敷工選手。

おいまつ会関西部会の方々と本部おいまつ会役員。

倉工吹奏楽部の応援です。

倉工応援団部の齊藤君。応援団を鼓舞。

勝利の賛歌。 勝ちました。倉敷工業高校の勝利を讃え、校歌を吹奏し、校旗の掲揚を行います。

応援、ありがとうございました。

倉工ナインとおいまつ会役員が記念撮影をしました。

センタースコアーボード