倉敷工ナイン、あこがれの土踏む。ナインは、ノックや連係プレー、玉の転がりを確認。
(平成15年)8月7日開幕の夏の甲子園に出場する倉敷工は、5日西宮市の阪神甲子園球場で甲子園練習を行った。あこがれのグランドに初めて足を踏み入れたナインは、少しそわそわした落ち着かない様子ながらも表情は、晴れやかな笑顔。ノックやランナーを置いての連係プレーなど守備練習を中心に行い、グラウンドの広さや、玉の転がり方などを繰り返し確かめた。マウンドに登り、約10球を投げ込んだ、エース陶山大介は「思っていたよりも狭い印象。本番は、何も考えずキャッチャーミットめがけて投げたい。」と話した。また、守備の要の渡部和博は「試合では、少しでも前に出ていいバウンドで捕球したい。守りからリズムを作り、ミスで自滅することだけは避けたい。」と話した。
『平成15年、8月6日付中国新聞を参考にしました。』
倉敷工はつらつ行進。甲子園球場で、7日開幕した第85回全国高校野球選手権大会の開会式で、倉敷工ナインは、はつらつとした行進を見せ、初戦への意気込みを新たにした。開会式では、主将須田洋光を先頭に18人が腕を高く振り上げながら入場。『いち、いち、いちに』と全員で声を掛け、声を出し、息の合った行進を見せた。
入場行進でプラカードを持って先導した、西宮市立西宮高校2年の田口緑さんは、「中学時代ソフトボールをやっていて、高校野球の大ファン。試合当日は、控え選手たちとスタンドで一緒に盛り上がりたい。」と話した。
『平成15年8月7日付中国新聞を参考にしました』
第85回全国高校野球選手権大会
倉敷工は、大会2日目第2試合。相手は南北海道代表駒大苫小牧。しかし、台風が近づいていた。
つづく
随時掲載
お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。
参考
山陽新聞
毎日新聞
(当時の新聞記事を参考にして、一部を引用しています。)
協力
小山 稔氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
神土秀樹氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
和泉利典氏「元倉敷工業高校野球部監督」
中山隆幸氏「前倉敷工業高校野球部部長監督」