熱闘甲子園 今昔物語 13 栄光の足跡 1

【はじめに】

倉敷工業高校の、甲子園での全成績は、通算25勝20敗。
そこで、当HPは、「熱闘甲子園 今昔物語 栄光の足跡」として、その全試合について紹介していくことにする。

第31回全国高校野球選手権大会(昭和24年初出場)
(1回戦)倉敷工9―1熊谷
熊 谷 010 000 000 1
倉敷工 102 001 50X 9
倉敷工 投手 小沢、本塁打 藤沢

(2回戦)倉敷工5―3高津
高 津 110 010 000 3
倉敷工 300 002 00X 5
倉敷工 投手 小沢、本塁打

【概要】

今大会から開会式の入場行進で、女子高校生がプラカードを掲げ入場し各校を先導するようになった。西宮市立建石高(のちの市西宮)の女子が、制服の胸に赤とピンクのバラの花をつけて、次々に登場。するとスタンドからは、拍手の嵐。新制高校時代にふさわしい、明るい飾りを添えた。
(当HP、カテゴリーの中、風雲の軌跡の三部作を参照して下さい。)

開会式で他県の選手は、「倉敷ってどこ?。東北?。九州?。」
戦前の活躍予想も、出場23校中22番目というありさま。
それでも、好投手小沢馨の得意球ドロップ(縦のカーブ)は小気味良く、捕手藤沢新六のミットに、吸い込まれた。
打線も、しり上がりに調子を上げ、熊谷(埼玉)、高津(大阪)と連破。
8強まで進んだ。

「小さな大投手」と、呼ばれた 倉敷工の小沢薫投手

つづく
随時掲載

お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。

参考
朝日新聞「バーチャル高校野球」
山陽新聞「灼熱の記憶」
(注)現在、灼熱の記憶は、ありません。

協力
和泉利典(元、倉敷工業高校野球部監督)
中山隆幸(元、倉敷工業高校野球部部長監督)
岡山県立倉敷工業高等学校硬式野球部OB会
岡山県立倉敷工業高等学校おいまつ会