明治維新140年記念 第39回明治神宮野球大会平成20年11月15日(土) 於神宮球場
倉敷工000 000 000 0
西 条010 000 01× 2
倉敷工の完敗。全国屈指の好投手西条エース秋山(現阪神タイガース)の前に、倉工打線が沈黙した。西条は、2回、二死から9番佐伯の三塁打と、一番井下の適時打で先制。8回にも、佐伯の、適時打で追加点を挙げた。
倉敷工は、エース山崎が粘投したが、打線が3安打に抑えられ完敗だった。
観戦記
この神宮大会は、秋の中国地区大会を制した倉敷工や、北海道、東北そして関東地区等各地区の代表校が明治神宮球場に集まった大会です。(高校10校)また、大学の部では東京六大学代表や、東都六大学代表等10校が集い、明治神宮日本学生野球協会が主催する大会であります。
この、明治神宮野球大会に出場する倉敷工を応援しようと、いつも倉工を応援して下さる「倉工野球部私設応援団」が用意したバスに便乗して神宮球場に、向かいました。バスの中には「私設応援団」「野球部保護者」「おいまつ会会員」等、ほぼ満員に近い状態でした。早朝に神宮球場に到着した倉工応援バスを待っていて下さったのは、「おいまつ会関東部会」の皆様。早速、挨拶を交わすおいまつ会会員。こうして関東部会と合同応援として神宮球場に入りました。『おう、ここが神宮球場か』と思った次第です。
神宮球場と言えば東京六大学のあの早慶戦。あるいはヤクルトスワローズの本拠地ですから。試合は「おいまつ会関東部会」が作成したメガホンを中心として応援。『かっせ、かっせ倉工』を連呼。試合は負けてしまいましたが、おいまつ会関東部会大河内勝会長が役員会で応援を呼び掛けたそうです。
また、昭和36年卒竹内一夫さんは、倉工在学中応援団部に所属。
この試合の応援の陣頭指揮を取ってくれました。試合終了後、神宮球場の前で大河内会長から『選抜までに、チャンとした応援体制を取って下さい。』と激励を受けた次第です。倉工ヒット3本のうちセンター前ヒットを打った4番三木大知君は、『西条は、いい投手だと聞いていました。それなら、ストレートを狙って打ってやろうと思っていました。そうしたら、センター前に打てました。』と、報告を受けた次第です。
つづく
随時掲載
お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。
参考
山陽新聞
毎日新聞
(当時の、新聞記事を参考にして、一部を引用しています)
協力
小山 稔氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
神土秀樹氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
和泉利典氏「元倉敷工業高校野球部監督」
中山隆幸氏「前倉敷工業高校野球部部長、監督」