『粘り強くまず一勝を。生徒らナイン激励』
『壮行会でセンバツ旗。頼主将の手に』
(2009年平成21年)3月10日付山陽新聞、毎日新聞に、大きく報じられた見出しである。
第81回選抜高校野球大会に出場する倉敷工野球部の、壮行会が、倉工体育館であり、倉工ナインが、大舞台での活躍を、誓ったのだった。壮行会には、全校生徒約700人が出席。毎日新聞岡山支局長から、福田憲治校長に、渡された校章入りのセンバツ旗が福田校長から、頼宏樹主将に、手渡された。福田校長は「粘り強く思いっきりのいい倉工野球で、まず一勝し、地域の期待に、答えてほしい。」と、激励。出席した倉敷市伊東香織市長から「倉工復活を、みんなが応援している。優勝を目指して下さい。」と、エールが、送られた。そして、宮野義治部長が、ベンチ入り18選手を一人ずつ紹介。中山隆幸監督が、出場までの経過を報告した。
そして、全員で校歌を斉唱し、応援団から盛大なエールが送られた。
頼主将は「一年生大会では、悔しい敗北を味わい甲子園を遠く感じた。しかし、諦めずに一所懸命に毎日練習をし、念願の甲子園出場を果たせた。感謝の気持ちを、忘れず中国地区代表の名に恥じないプレーで、一戦一戦戦って来ます。」と、決意を述べ、大きな拍手を、浴びながら倉工ナインは退場した。
倉敷工は、岡山4位校として、臨んだ昨年秋の中国地区大会で、37年ぶり3回めの優勝。早いカウントから、積極的打撃で、全4試合二ケタ安打。エース山崎主記を軸に、粘り強く守った。
ベンチ入り18選手紹介
部長宮野義治
監督中山隆幸
(投)山崎主記
(捕)頼宏樹
(一)日下太希
(二)三木大知
(三)内山祐人
(遊)三村延寛
(左)岡田直也
(中)井上裕太
(右)山形直哉
(控) 吉田直希
早藤達哉
片山 僚
廣田 俊
池田郁弥
神浦拓矢
内田貴之
内田修平
山本篤貴
つづく
随時掲載
お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。
参考
山陽新聞
毎日新聞
(当時の、新聞記事を参考にして、一部を引用しています)
協力
小山 稔氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
神土秀樹氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
和泉利典氏「元倉敷工業高校野球部監督」
中山隆幸氏「前倉敷工業高校野球部部長監督」