熱闘甲子園 今昔物語 21 栄光の足跡 9

第36回選抜高校野球大会(昭和39年選抜)

金沢3―1倉敷工(2回戦)
金 沢 000 102 000 3
倉敷工 100 000 000 1
倉敷工投手羽村→戸田
本塁打

【概要】

1964年3月28日~4月5日出場23チーム
入場曲「こんにちは赤ちゃん」

優勝が、徳島海南。準優勝は、尾道商だった。
倉工は、2回戦から登場。初戦の相手は金沢。金沢は、1回戦、開幕試合で強豪市和歌山商を、2対0で完封勝利を飾っての2回戦進出。金沢は、市和歌山商に10安打、二塁打2本を浴びせ、打撃力と投手力の揃ったバランスの良い好チーム。

金沢(石川)3―1倉敷工(岡山)
倉工は、金沢辻投手の前に、一回裏の1点のみに抑えられた。打線も4安打、7三振。残塁は7。チャンスに打てなかったのが残念。なお金沢は続く、準々決勝で優勝した徳島海南に敗れている。

倉敷は、やがて旧倉敷、玉島、児島の3市が合併。
新しい、倉敷市が生まれようとしていた。また、水島コンビナートは、連日フル操業の予感。
そして、倉工名物応援が・・・。

つづく
随時掲載

お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。

参考
朝日新聞「バーチャル高校野球」
山陽新聞「灼熱の記憶」
(注)現在、「灼熱の記憶」は、ありません。
瀬戸内海放送「夢フィールド」
(注)現在、「夢フィールド」の放送は、ありません。

協力
和泉利典(元、倉敷工業高校野球部監督)
中山隆幸(元、倉敷工業高校野球部部長監督)
岡山県立倉敷工業高等学校硬式野球部OB会
岡山県立倉敷工業高等学校おいまつ会