春の、県高校野球大会が23日からマスカット球場等、3会場でありました。
東部、西部、北部の各地区予選を勝ち抜いた16校と、昨秋の8強の24校がトーナメントで対戦しました。この結果、倉工は昨秋に続き、準優勝でした。
初戦は難敵理大附。先発は背番号11の右横手投げ、内山がしり上がりに調子を上げ完投。
荒尾の場外満塁ホームラン等で、6対2の快勝。準々決勝は、昨年夏の甲子園出場の学芸館。
4点差を、7回に5対5の同点に追いつかれるものも、8回9回に地力を発揮して、9対5で勝利。
準決勝は、これも難敵関西。先発の内山が6個の四球を出すものも、8回を5安打1失点にまとめ8対1の8回コールド勝ち。
決勝は、最近力を付けてきた、おかやま山陽。難波、内山、大月の3投手をつぎ込むが、守備が乱れて2対6で敗れてしまいました。
大会前、5人いる女子マネージャーの一人、田中舞央マネ(F科2年)は、「春の県大会で優勝して夏の大会で甲子園に行ってほしいです。負けは考えていません。勝つ事だけを考えています。」と。
また、3年生の選手の父母会が、この度応援用の太鼓を寄贈。その新しい太鼓を用いての応援でもありました。
毎回、試合の前と終わった後も、ミーティングをしている、父母会。力の入れ用が伝わって来ます。「倉工父母会として、節度ある応援をしよう。声援をグランドに送ろう。」と原田訓志会長。また、倉工在学時、硬式テニス部に所属し、岡山県、中国地区を代表して全日本選抜大会に出場経験を持つ、父母会内山秀樹さん(平成元年卒A科)は、「ひたすら一歩一歩勝って行くだけです。」と。こうした中、スタンドの最前列でスコアーブックを手に応援を送る少女がいました。名前は、森本 鮎さん。(中3)小学校の時から倉工のユニホームを着て応援を続けてくれています。また、ご家族の皆様も大の倉工ファンでもあります。「一生懸命頑張っているところが好きです。そして、選手が声を掛けてくれるし、優しいお兄ちゃんみたい。絶対に甲子園に行ってほしいです。」とエールを送っていました。志望高校は、もちろん倉工。そして野球部マネージャーを目指している 森本 鮎さんです。
がんばれ 倉工
夏に光れ 倉工野球部