倉工創立80周年記念おいまつ会総会について

1 日時  令和元年5月19日(日)

13:30 ~               総会受付(おいまつ会館)
14:00 ~ 15:30          総会
16:00 ~               懇親会受付(ステーションホテル)
16:30 ~ 18:30          懇親会

2 総会次第             司会(野瀬副事務局長)

(1)開式のことば            木村副会長
(2)物故者に対して黙祷
(3)会長あいさつ            日下会長
(4)名誉会長あいさつ          安藤名誉会長
(5)祝辞                内田前校長
(6)表彰                授与(日下会長)
(7)議事

議長選出          三好副会長

1号議案  会務報告(5年分)    岡本事務局長
2号議案  会計報告(5年分)    森会計委員
3号議案  監査報告      古屋野監査委員
4号議案  役員改選         高林役員改選委員会
5号議案  令和元年度事業計画案 日下会長
6号議案  令和元年度予算案     高林企画委員長
7号議案  その他
退任者代表挨拶  三宅監査委員・古屋野監査委員
新任者代表挨拶  木村企画委員

議長解任

 (8)校歌斉唱
(9)閉会のことば          生田副会長

3 懇親会               司会(岡本事務局長)

(1)会長挨拶            日下会長
(2)乾杯              倉敷市立工業高等学校 越宗 哲生 校長
(3)歓談・支部活動報告
(4)散会挨拶               秋岡副会長

捲土重来 平成8年の夏 19

第78回全国高校野球選手権大会 岡山大会  決勝 倉敷工 VS 岡山城東

全国屈指のエースを、練習中の負傷により、欠きながらも炎の闘志と

団結力で、予選を勝ち進んだ 昭和36年夏の倉敷工。

【 当HP 昭和36年のドラマ を参照して下さい 】

あの夏を、呼び起こす様な、一丸で勝利を目指す 倉敷工。

平成8年の夏。球史に残る激闘の 岡山城東 との決勝。序盤の

失点にも、エースを続投させる 倉工ベンチ。ナインは、エースを励まし

続ける。そのエースに、六回県予選までに、チーム打率4割3分の

岡山城東 の強力打線が、襲いかかった。

倉敷工 100 030

城 東  011 103

六回裏、 岡山城東 は、二死1,2塁で、打席には、3番投手の

坂本。 坂本 の打球は、 レフト藤原 の頭上を越えた。二人の

ランナーが帰り、 5対4 と、岡山城東 が逆転。続く4番は、2年生

ながら、4番打者に座る 永井 が左打席に入った。 永井 は、

エース中原の、第一球めの内角を、うまく腕をたたんで、ライト前に

運び、 坂本 がホームへ。 6対4 と、 岡山城東 が、さらに

大きく、 倉敷工 を突き放した。今現在、倉敷工業高校硬式

野球部コーチの 西川剛正 は、次の様に語る。『 とにかく、絶対

に、負けたくない。という気持ちが、常にありました。もう、それしか

なかったです。全員が、絶対に負けたくない。と、思っていましたね。』

球史に残る 激闘 となった、 岡山城東 との決勝。まさに両校

共に、血を吐く死闘を展開して行く。3塁側倉工応援スタンドでは

即席の自主応援団や、ソフトテニス部をはじめ、各部が練習を止め

応援に駆け付けている。全校を上げて、 古豪復活 を目指す

倉敷工。迎えた七回表、 倉敷工 の攻撃。倉工応援スタンド

からの、大応援が、 倉工ナイン の背中を押す。

つづく  随時掲載

 

お願い  本文に迫力を持たせたく、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい

参 考  山陽新聞社 「 灼熱の記憶 」

協 力  小山 稔  氏 「 元 倉敷工業高校野球部 コーチ 」

和泉 利典氏 「 元 倉敷工業高校野球部 監督 」

中山 隆幸氏 「 前 倉敷工業高校野球部 部長 監督 」

西川 剛正氏 「 現 倉敷工業高校野球部 コーチ 」

捲土重来 平成8年の夏 18

第78回全国高校野球選手権大会 岡山大会

決勝  倉敷工 VS 岡山城東

炎の闘志で、この年の選抜甲子園4強、中国地区王者の岡山城東に挑む 倉敷工。
しかし、四回が終わって 3対1 と岡山城東がリード。
そして、五回ついに 倉敷工 が逆転する。
その逆転の原動力は、畳みかける攻撃、繋がる打線だった。

倉敷工 100 03
城 東  011 1

五回表、 倉敷工 の攻撃前ナインをベンチ前に座らせて、 和泉監督がアドバイス。
この回の先頭打者は、8番渡辺。 渡辺の打球は、3塁ベース付近へ。三塁手良く好捕したが、一塁へ高い悪送球。
その間に渡辺 は、2塁へ。無死2塁。
次の打者は、 玉島商戦 でサヨナラを打った 9番エース中原。中原は、打席に入ると 送りバント の構え。
大きくリードしていた 渡辺。捕手が2塁へ牽制した。
すると 渡辺 は3塁へ。無死3塁。
中原 は、投手ゴロで一死3塁。
打順は、1番に返り、 北條。
北條 は、ショートライナー。
二死3塁。2番 西川 の打球は、センター前への小フライとなった。
3塁側倉工応援スタンドからは、「 落ちた、落ちた 」の声。
セカンド ショート センターの3人が追うも、真ん中に落ちた。セカンドベースが空いているのを見た 西川 は一気に、セカンドベースにヘッドスライディング。この 西川 の好走塁が倉敷工 に、大きく流れを呼び込む。
倉敷工2点め。二死2塁。
3番坪井 は、レフト前ヒットで、 西川ホームへ。3点目で、3対3の同点となる。沸き上がる3塁側倉工応援スタンド。
二死1塁。打者は4番福原。ここで、 和泉監督 が 坪井 に出したサインは、(走れ)。坪井盗塁を成功させ、二死2塁。畳みかける攻撃の 倉敷工。
この場面での盗塁は、難しい場面。
和泉監督 は、 坪井 の走塁能力を買ったのだろう。
4番福原 は、センター前に打ち返して坪井 ホームへ。
3連打で4点目を上げ、逆転する。4対3倉敷工逆転。
二死1塁。 5番藤原 は、右方向に打ち返し、二死1、2塁とする。
倉敷工4連打。 6番高本 は、三振に倒れ三死となる。4対3と逆転した 倉敷工。
沸き上がる倉工応援スタンド。
しかし、決勝までのチーム打率4割3分越えの 岡山城東 の、強力打線が エース中原
に、襲いかかった。

つづく 随時掲載

お願い 本文に迫力を持たせたく、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい
参 考 山陽新聞社「 灼熱の記憶 」
協 力
小山 稔 氏 「 元 倉敷工業高校野球部 コーチ 」
和泉 利典氏 「 元 倉敷工業高校野球部 監督 」
中山 隆幸氏 「 前 倉敷工業高校野球部 部長 監督 」
西川 剛正氏 「 現 倉敷工業高校野球部 コーチ 」