創立80周年記念倉工祭 おいまつ会員・OB 教職員作品展(ご案内)

秋冷の候 皆様方におかれましては、ますますご健勝のことと存じ上げます。また、平素よりおいまつ会運営のために、ご理解ご協力を賜り感謝致します。

さて、今年度は,倉工創立80周年を迎え節目の倉工祭が11月8日(金)校内発表、9日(土)一般公開の両日で開催されます。倉工祭に併せておいまつ会では作品展の開催いたします。ぜひとも多くの方からの出品を募集しております。お知り合いの倉工関係者の方にも声掛けをしていただき作品の出品のお願いと、倉工祭に来校された際には、ぜひ作品展にもおいで下さいますようご案内申し上げます。一般公開日11月9日(土)9時から作品展を開催しております。

出品作品(例)

写真
絵画(油彩,水墨,版画他)
彫刻(仏像,木彫,刻字他)
書道(書,篆刻,ろうけつ染め他)
陶芸
人形(きめこみ,編み物,パッチワーク他)
魚拓
その他(学校行事や部活動等思い出の写真や賞状などの品)

搬 入:令和元年11月  7日(木)13時20分~17時

会 場:倉工おいまつ会館2F (事務局Tel /Fax424-8515)

連絡先:岡本茂樹,山崎秀明 (倉工Tel 422-0476 Fax422-9934)

撤 収:令和元年11月 9日(土)14 時~16時

※作品の搬入・撤収は個人でお願いします。ご要望があればご連絡下さい。
おいまつ会のホームページより『作品展要項』をご覧いただけます。
また、『出品票』もダウンロードできます。

URLはこちら http://www.oimatu-kai.jp/ob_ten/ob_ten.html

E-mail  info@oimatu-kai.jp

 

【お願い】

  1. 出品票は、搬入時に作品と共にご持参または郵送して下さい。出品者の名簿作成をいたしますのでよろしくお願いします。
  2. 11月 7日(木)以前の搬入につきましては岡本,山崎まで連絡をお願いいたします。
  3. 安全管理上、特に貴重な出展物に関しては、事前に事務局までご相談下さい。
  4. 遠方の場合でやむを得ない場合には、破損しないように梱包をして郵送してください。送料は事務局で負担し、送られてきた梱包方法で返送しますが、万が一破損した場合の責任は負いかねます。
  5. 郵送する場合には、発送日や返却方法、梱包方法など詳細について必ず事前に岡本,山崎までご相談ください。写真や絵画など額に入った破損しにくいものに限らせていただく場合がある点をご了承ください。

OB展依頼状

捲土重来 復活への道 27

よみがえった全国屈指の名門倉敷工。倉敷工10年ぶり8回目の甲子園出場。全国に、その名をとどろかせた名門が、久々に大舞台に登場した。
その復活までに、どの様な事があったのか、その舞台裏、復活までの道のりを当HPが、探ってみた。
現在、倉敷工業高校野球部コーチ西川剛正は、次の様に語る。
(監督の)和泉先生と(部長の)中山先生が、一生懸命に、指導して下さったおかげです。県予選の前のミーティングで、『和泉先生は、試合中は、笑顔でいて下さい。』と、言ったのは、実はぼくなんです。和泉先生は、そのとおりを、やってくれました。意見を、取り入れてくれたんですね。あの時、ぼくは、和泉先生の、人間力を感じましたね。それと、OBコーチだった、藤原勝利さん、永山勝利さん。藤原さんと永山さんは、良く僕らの話を聞いてくれましてね。
ぼくらの、気持ちをよく理解して、くれたんだと思います。練習が、しやすくしやすくしてくれた、と思います。それと、主将が、北條だったから、勝てたと思います。」
西川は、走攻守揃い、二番打者、正二塁手として活躍した。
現在、岡山工業高校野球部部長中山隆幸。
平成6年、OB中山隆幸が、凱旋すると同時に、部長に就任した。中山は、技術指導の他に、ウエートトレーニング、イメージトレーニング等を、本格的に導入。
さらには、栄養学も取り入れ、食事にも気を配るようにした。当HPが時々グラウンドに行ってみると、行くごとに、選手の体格が大きくなっていたのは、こうした指導が、あったものと思われる。さらには、選手たちの意識改革も進め。先輩後輩の垣根を、取り払った。甲子園出場実績がない学校の監督を努め【力のない選手を、いかに伸ばすか】に、腐心して来た中山の指導は、大いに刺激になった。中山は甲子園に、3回出場。部長、監督として甲子園で、9試合を戦った。部長として、駒大苫小牧、今治西等と7試合を戦い、特に、鹿児島実業との試合では、野球の厳しさを、学んだという。「あの、スライディングは、厳しいものがありましたね。ルール違反では、ないんですが『塁を取る』という執念を感じました。」また、監督としては、2試合を戦った。金光大阪との試合で、大接戦を制し、強豪中京大中京に対し、56と食い下がったのだった。
現在、水島工業高校野球部監督和泉利典、十年間の、無念さを晴らすかの様に、力を蓄え岡山大会を、勝ち上がった倉敷工。
ベンチ裏で、大きな背中が震えていた。729日、倉敷マスカット球場。延長12回の死闘の末、岡山城東を下して優勝を決めた倉敷工監督和泉利典。
和泉は、OBコーチらに抱きかかえられ、人目をはばからず泣いた。もがき、苦しみ抜いて掴んだ喜び。その姿は、県内、いや全国屈指の名門が復活までに、たどって来た、苦闘の日々の道のりを、表しているかの様に見えた。

つづく
随時掲載

お願い
本文に迫力を持たせたく、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい

参考
山陽新聞社「灼熱の記憶」
山陽新聞

協力
小山稔氏「元倉敷工業高校野球部コーチ」
和泉利典氏「元倉敷工業高校野球部監督」
中山隆幸氏「前倉敷工業高校野球部部長監督」
西川剛正氏「現倉敷工業高校野球部コーチ」