熱闘甲子園 今昔物語17 栄光の足跡5

第31回選抜高校野球大会(昭和34年選抜3年連続出場)

東邦 10―3 倉敷工
倉敷工 020 001 000  3
東 邦 002 000 71X 10
倉敷工投手 中原→杉本
本塁打

【概要】
1959年(昭和34年)4月1日~4月10日
出場23チーム入場曲「皇太子のタンゴ」

倉敷工打線は、東邦山本投手に安打3本に抑えられる。また三振も12個を喫す。
一方、東邦打線は11安打二塁打3本。
七回は、集中打で7点。東邦は、春に強いという印象を植え付けた。
『東邦(愛知)は、選抜5回の優勝を誇る。』

どんな投手でも打ち込める打撃チームを理想とし、社会人やプロでも通用する技術を自ら実践して教え込んでいく小沢監督にとって、屈辱的な敗戦だったであろう。

つづく
随時掲載

お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。

参考
朝日新聞「バーチャル高校野球」
山陽新聞「灼熱の記憶」
(注)現在、「灼熱の記憶」は、ありません。
瀬戸内海放送「夢フィールド」
(注)現在、「夢フィールド」の放送は、ありません。

協力
和泉利典(元、倉敷工業高校野球部監督)
中山隆幸(元、倉敷工業高校野球部部長監督)
岡山県立倉敷工業高等学校硬式野球部OB会
岡山県立倉敷工業高等学校おいまつ会

第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会岡山県予選会準決勝

令和4年11月13日(日)、雨の中、美作ラグビーサッカー場で花園出場を目指し、「第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会岡山県予選会」の準決勝が行われました。
倉敷工 対 倉敷。12時キックオフ。

なかなか得点に結びつかず76対3で敗れましたが、果敢に攻め、倉工応援席から大きな歓声が沸く場面も多く、高校生らしいとても良い試合でした。
選手の皆さんお疲れさまでした。

ハーフタイム

後半戦の開始

 

新米を寄贈しました

「今年は春の選抜甲子園に行き、夏は軟式野球部が全国大会でベスト4と大活躍でとてもうれしい1年でした。特に、軟式野球部は絶対決勝に行くと信じて、決勝までの切符を買っていたんです。」
この様に語るのは、おいまつ会企画委員の守屋文明さん(昭和46年3月卒、E科)。

守屋さんは、自宅で採れた新米60キロを、11月9日軟式野球部と硬式野球部にそれぞれ30キロを寄贈されました。寄贈にあたり、おいまつ会日下誠会長、生田岩雄副会長、三宅香副会長も同伴しました。

両チームから、とても喜んでいただき感激した次第です。
日下会長、守屋委員は、「この新米を食べて、来年も是非、全国大会に出場してください。」と両チームを激励しました。松岡監督、高田監督からは「頑張ります。」とのお言葉をいただきました。

がんばれ倉工 目指せ 全国のてっぺんを
軟式野球部・硬式野球部

正面玄関の、懸垂幕です。 やっとるな。頑張っとるなあ。

おいまつ会館前で、打ち合わせ中です。

軟式野球部は、国体にも出場しました。

おいまつ会より、新米を贈呈。 「来年も、必ず全国大会に行きます。 ありがとう、ございます。」

新米を囲んで、記念撮影をしました。

重さ30キロを、軽々と。 硬式野球部、3塁コーチャー 兼 内野手、土倉隼人選手。渋い打撃も 魅力です。

左から、硬式野球部高田康隆監督。 中央、おいまつ会日下誠会長。 右側、新米を寄贈した守屋文明企画委員。

 

熱闘甲子園 今昔物語 16 栄光の足跡 4

第30回選抜高校野球大会(昭和33年選抜2年連続出場)

立命館3―2倉敷工(2回戦)
立命館 100 000 200 3
倉敷工 100 100 000 2
倉敷工投手 渡辺
本塁打

【概要】

出場23チーム入場曲「クワイ河マーチ」
昭和33年。ここから、岡山県高校野球黄金時代が幕を開ける。
白壁の街に、白球に夢を追い求める男。倉敷工業監督小沢馨。
漆黒の岡山城が見下ろす街に、この男を倒すために、一途な情熱を燃やす男。
岡山東商業監督向井正剛。
岡山県高校球界を語る上で、この二人を抜きには語れない。
二人の監督が、重複した昭和33年から48年までの県勢の甲子園出場校を見ると35年と44年以外は、必ずどちらかが出場を果たしている。それも交互のように。まさに、竜虎の戦い。また小沢と向井の二人の好勝負は、全国的にも知られるようになる。そして岡山高校野球が、最も光彩を放つ時代を演出して行くことにもなっていく。

倉敷工は、2回戦から登場。
倉敷工エース渡辺は、立命館打線から9個の三振を奪う好投。
また、倉敷工打線は5個の犠打を決め、ランナーを前に進める。
しかし、チャンスに打てず残塁9。惜しい渡辺の力投となった。

倉敷工 小沢馨監督

岡山東商 向井正剛監督

つづく
随時掲載

お願い
本文に迫力を持たせるため、敬称は略させて頂きます事をご了承下さい。
当HP。カテゴリーの中、「風雲の軌跡」の三部作を参照して下さい。

参考
朝日新聞「バーチャル高校野球」
山陽新聞「灼熱の記憶」
瀬戸内海放送「夢フィールド」
(注)現在、灼熱の記憶は、ありません。
現在、夢フィールドは放送ありません。

協力
和泉利典(元、倉敷工業高校野球部監督)
中山隆幸(元、倉敷工業高校野球部部長監督)
岡山県立倉敷工業高等学校硬式野球部OB会
岡山県立倉敷工業高等学校おいまつ会