熱闘甲子園 今昔物語 86 栄光の足跡 74

第94回選抜高校野球大会

【大会期間】
2022年3月18日~3月30日

『選抜組み合わせ決定』

第94回選抜高校野球の組み合わせ抽選会が、(4日)オンラインで開催され、出場32校の一回戦の対戦カードが決まった。

オンラインで、抽選会に臨む
福島貫太主将。

13年ぶり11度目出場の倉敷工は第一日第2試合で、昨秋の近畿大会準優勝校・和歌山東との対戦となった。
また、選手宣誓は抽選で、倉敷工の福島貫太主将が務めることになった。

『攻めて 攻めて 攻めたぎる』
『古豪復活への準備』

夏を含め、13年ぶりの聖地に立つ倉敷工の相手は、強豪ぞろいの近畿大会準優勝校・和歌山東に決まった。
和歌山東は初出場。

倉敷工の高田康隆監督は、「レベルの高いところで、結果を出している。挑戦者として、しっかり向かって行く。」と引き締めた。

主将福島は、校内の教室でオンライン抽選会に臨み、32校中24番目の登場で「7」の札を選び、和歌山東の隣へ。
昨秋の和歌山県大会、近畿大会で夏の甲子園覇者・智弁和歌山、同4強の京都国際を破った相手に「勢いがあるが、自分たちの野球を貫き通す。」と抱負を語った。

さらに福島は「最大の準備をして全員で校歌を歌いたい。」と語った。

春夏合わせ甲子園で、岡山勢最多の25勝を誇る古豪が、地元に明るいニュースを届ける。

『福島主将が選手宣誓』
〚感謝の気持ちを伝えたい〛

選抜では、岡山勢5度目の大役が舞い込んだ。
選手宣誓を務める倉敷工の主将福島は、「感謝の気持ちを伝えたい。はきはきと堂々と言えたらいいと思います。」と語った。

第一日に出場する6校の抽選で、「パッと、目に入った。」という「5」の札を選び、見事に当選。
「甲子園という聖地で、なかなかできない経験。しっかり準備してやり切る。」と福島。

新型コロナと戦いながら、野球に打ち込んだ全国の球児を代表し宣誓を行う。

つづく 随時掲載

参考 山陽新聞/毎日新聞/朝日新聞「バーチャル高校野球」
協力 歴代倉工野球部監督・部長/おいまつ会

熱闘甲子園 今昔物語 85 栄光の足跡 73

第94回選抜高校野球大会

【大会期間】 2022年3月18日~3月30日
倉敷工野球部の歴史の中で、60年以上も語り継がれる人間ドラマ。 当HPでは、「倉工の3元号」と題して逸話全5話を紹介してきた。 今回から、元の第94回選抜大会の物語の続きに戻すことにする。


『倉敷工聖地で校歌を』『全校生徒で校歌を』『選抜旗授与式』

第94回選抜高校野球大会に、13年ぶりに出場する倉敷工の壮行式が同校体育館で行われ、ナインが聖地での活躍を誓った。
新型コロナ対策もあり、在校生約600人のうち2年生が会場の体育館に集合。1年生は、各教室で動画配信を見守った。
毎日新聞岡山支局長より安藤正道校長に選抜旗が授与され、安藤校長から福島貫太主将に手渡された。
安藤校長は「甲子園で、これまで培ったものを遺憾なく発揮し、皆さんの戦う姿が地域の人達に元気、勇気、感動を届けることになる」と述べた。

拍手の中、壮行会に入場するナイン。


『倉工旋風を』

生徒会副会長の横溝凛子さんが「甲子園で倉工旋風を巻き起こしてください。応援できることを誇りに思います」と激励した後、同校応援団部よりナインにエールを送った。


『郷土岡山から、日本一を』

福島主将は「郷土岡山から日本一を取るために、一日一分一秒を大事に練習に取り組む。甲子園では必ず勝ち、全校生徒で校歌を歌いましょう」と呼びかけ、式開催へのお礼と決意を述べた。


13年ぶり11回目の選抜出場となる倉敷工。組み合わせ抽選会は3月4日にリモートで行われることになっていた。

つづく
随時掲載

参考 山陽新聞/毎日新聞/朝日新聞「バーチャル高校野球」
協力 歴代倉工野球部監督部長/おいまつ会